佐久間宣行さんと松田好花さんが、ニッポン放送「第52回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のメインパーソナリティを務めることになりました。特別番組の放送は2026年12月24日(木)正午から25日(金)正午までの24時間。募金を呼びかけるキャンペーンは、11月1日から2027年1月31日までの3か月間です。
10月29日に公表された起用は、二人がそれぞれのラジオ番組で築いてきたリスナーとの関係を背景とするものです。この記事では10月30日時点の公式情報を基に、放送日時、起用理由、普段の番組の特徴、ミュージックソンが支援する内容を整理します。
放送はクリスマスの24時間、キャンペーン期間とは別
ニッポン放送 NEWS ONLINEの10月29日付発表で、二人のメインパーソナリティ就任が確認できます。まず押さえたいのは、特別番組の放送日と、募金活動を行うキャンペーン期間の違いです。
| 項目 | 発表された内容 |
|---|---|
| 特別番組の開始 | 2026年12月24日(木)正午 |
| 特別番組の終了 | 2026年12月25日(金)正午 |
| メインパーソナリティ | 佐久間宣行、松田好花 |
| キャンペーン開始 | 2026年11月1日(日) |
| キャンペーン終了 | 2027年1月31日(日) |
「11月から始まる」という案内は、24時間放送が11月にあるという意味ではありません。キャンペーンの中心となる番組が、12月24日から25日にかけて放送されるという関係です。聴く予定を立てる人は12月の日程、活動全体の期間を知りたい人は11月から翌年1月の日程を見ると整理できます。
また、今回はニッポン放送の番組についての発表です。各地の参加局すべてで二人が同じ内容を担当する、と発表されたわけではありません。地域ごとの放送については、後述する公式FAQで違いを確認できます。
細かな出演時間やゲストはタイムテーブルの続報を
10月30日に確認した公式タイムテーブルページは、後日公開との案内でした。メインパーソナリティ決定と、時間ごとの企画・ゲスト・出演割り振りの確定は別の情報です。
普段の番組の共演者が、そのまま特別番組に登場すると考えることはできません。「誰が何時に出るか」を知りたい場合は、公式サイトの更新を待つ段階です。現時点で決まっている大枠を確認しておけば、続報ではゲストやコーナーの時間に注目できます。
なぜ佐久間宣行さんと松田好花さんなのか
ニッポン放送の起用発表は、二人が長くパーソナリティを務め、リスナーに親しまれていること、番組イベントでも交流を重ねてきたことを理由に挙げています。リスナーに寄り添う姿勢と温かいキャラクターを評価した、という局側の説明です。
本人コメントでは、佐久間さんは楽しく笑える時間とキャンペーンの精神を両立させたい意向を示し、松田さんは視覚障害のある人や音の出る信号機への理解につながる番組にしたいとしています。楽しさを入口にする視点と、支援の目的を伝える視点が並んでいるのが印象的です。
二人をよく知るリスナーにとっては、普段の深夜ラジオで聞く声が、昼から翌日の昼まで続く特別番組へ広がる機会になります。一方、ミュージックソンをきっかけに二人の番組を知る人もいるでしょう。ここからは、具体的にどのようなラジオ活動をしてきたのかをたどります。
佐久間宣行さんは「作る側」から「語る側」へ
テレビ局員として始めた2019年のレギュラー
佐久間さんの「オールナイトニッポン0(ZERO)」は2019年4月にスタートしました。ORICON NEWSの2019年4月10日付インタビューは、現役のテレビ局員が「オールナイトニッポン」のレギュラーパーソナリティを務めるという、当時の新しい試みを紹介しています。
テレビ番組のプロデューサーとして知られる人が、自分の声で毎週の放送を担当する。その出発点を知ると、今回の起用をテレビでの知名度だけで見るのではなく、ラジオの語り手として積み重ねた時間から捉えることができます。
番組公式プロフィールでは、1999年にテレビ東京へ入社し、「ゴッドタン」などの番組を手がけ、2021年3月の退社後はフリーランスとして活動していると紹介されています。つまり、ラジオのレギュラー開始は独立後ではなく、テレビ局に在籍していた時期です。
番組を作る仕事と、自分が出演して話す仕事を並行してきた点は、佐久間さんを知るうえで大きな特徴です。制作の経験は話題の一つになりますが、ラジオには仕事以外の日常の出来事も入ってきます。肩書だけでは分からない人柄が、放送を重ねることで伝わる場でもあります。
リスナーのメールが番組の面白さを作る
radiko newsの2022年4月1日付インタビューで、佐久間さんは番組の魅力として、リスナーから届くメールの面白さを挙げています。また、出来事をラジオで話せると思うことで、失敗への受け止め方が変わり、新しいことに挑みやすくなったとも語っています。
これは当時の本人の振り返りですが、ラジオを一方的に話すだけの場所として見ていないことが伝わります。自分の経験を話す、リスナーが反応する、その反応を受けて会話が広がる。聴き手とのやり取りが、番組の内容そのものに関わっています。
現在の番組公式ページに掲載されているコーナーにも、その仕組みが表れています。「企画書は、ラブレター・・・」は、さまざまな企画を一行にまとめて送るもの。「カンペッ!!」は、演者へ指示を出す紙に何が書かれているかを考えるものです。
テレビ制作で使われる言葉を、リスナーが参加できる発想遊びに変えているところが特徴です。実際の仕事の企画書を提出するという意味ではなく、短い言葉で想像を広げるラジオのコーナー。制作の裏側に詳しくなくても、面白い場面を思い浮かべるところから参加できる構造になっています。
松田好花さんは卒業後もラジオを継続
2026年春に「ANNX」から火曜の「ANN0」へ
松田さんについては、グループ卒業とラジオ終了を混同しないことが大切です。MANTANWEBの2026年3月9日付報道によると、同年2月に日向坂46を卒業した後、4月から火曜深夜の「オールナイトニッポン0(ZERO)」を担当することが発表されました。
それまで担当していた木曜の「オールナイトニッポンX(クロス)」からの枠移動で、新しい火曜番組の初回は4月7日。松田さんは発表時のビデオメッセージで、卒業によって話せる内容や変化も生まれるとして、リスナーに楽しみにしてほしいという気持ちを伝えています。
グループ活動での出来事を話していた人が、卒業後の新しい経験を同じラジオの場で届けていく。今回のミュージックソン起用は、その継続した活動の途中にある新しい役割と見ることができます。
放送時刻の「火曜27時」は、暦の上では水曜午前3時です。日付をまたぐ表記に慣れていない場合、火曜の夜から続く深夜の時間帯と考えると分かりやすくなります。ミュージックソンの開始は正午なので、普段の番組とは聴く時間帯も大きく異なります。
想像の投稿と実体験の投稿が共存する番組
松田さんの番組公式ページには、現在の投稿コーナーとして「未来の松田さんを見てきました!」が掲載されています。未来から来た人になりきって、松田さんがどうなっているかを考える企画です。
これは将来の活動予定を発表するものではなく、リスナーが想像を送るコーナーです。芸能ニュースとして読むときには、番組内の設定と本人の実際の予定を分ける必要があります。その違いを知っておくと、自由な発想を楽しむ番組の空気も理解しやすくなります。
一方、「結果、おいしく・おもしろくなりました!」では、大変な経験が最後には面白い話になったエピソードを募集。「真夜中の松田さん」は、言っていそうな寝言を考える企画です。実体験と想像、本人のトークとリスナーの投稿が組み合わさっています。
佐久間さんの番組が一行企画やカンペという制作の言葉を使うのに対し、松田さんの番組には未来や寝言という人物像を広げる設定があります。似た深夜の時間帯でも、リスナーが発想を出す入口は同じではありません。二人の普段の番組を比べると、特別番組でどんなやり取りが生まれるかを楽しむ材料になります。
TOMOOさんとの企画に見る、好きな音楽を共有する姿勢
トークだけでなく、音楽を通じた交流もあります。ニッポン放送が提供した2026年10月7日付記事では、10月20日深夜のゲストとしてTOMOOさんを迎える企画が告知されました。
記事は、松田さんが以前からラジオで話してみたいと望んでいたこと、日向坂46在籍時にライブで共演したこと、番組でTOMOOさんの楽曲を紹介してきたことを説明しています。予定された内容は、楽曲やライブの話とリスナーのメールを組み合わせたものです。
自分の好きなアーティストを紹介するだけでなく、聴いている人の声も交えて会話する。そうした番組の作り方を知る具体例です。ここでは過去の企画告知として紹介しており、現在も無料の聴取期限内にあるという案内ではありません。
10月のラジオパークでも、それぞれ別の共演者と交流
今回の起用理由で触れられた「ラジオパーク in 日比谷2026」についても、公式資料で内容を確認できます。ニッポン放送の9月4日付案内では、10月3日に佐久間さんと三四郎、4日に松田さんとマヂカルラブリーのトークショーを行うと発表されていました。
同じイベントに出ていても、この案内の組み合わせは佐久間さんと松田さんの二人ではありません。番組パーソナリティが曜日の枠を越え、別の番組の出演者と話す場として企画されたものです。今回の二人組と、以前のイベントの組み合わせを区別すると、活動の流れが正確に伝わります。
10月29日の起用発表では、ラジオパークで二人がそれぞれ多くのリスナーを集めたことが紹介されました。9月の資料は開催前の予定、10月の発表は開催後の局側の説明という位置づけです。発表された日とイベントの日を照らすと、直近の交流実績が今回の起用理由に挙げられていることが分かります。
普段は姿の見えない相手へ声を届けるラジオですが、イベントでは聴いている人たちと同じ場を共有できます。こうした接点と毎週の放送の両方があることは、局が説明する「リスナーに寄り添う姿勢」を考える手がかりになります。
ミュージックソンは何を支援するキャンペーン?
公式の概要ページによると、ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは1975年に始まりました。視覚障害のある人が安心して街を歩き、社会へ参加するための支援を目的として、基金を募る活動です。
「ミュージックソン」は音楽とマラソンを組み合わせた名称で、24時間の放送が活動の中心にあります。名称から音楽番組を想像する人もいるかもしれませんが、単に長時間にわたり曲を流すイベントではなく、ラジオを通じて支援への理解や協力を広げるキャンペーンです。
音の出る信号機だけでなく、読書や学習の機材も
公式FAQは、募金の用途として音の出る信号機、書籍の朗読CD、立体コピー機を挙げています。信号機については全日本交通安全協会、朗読CDについては日本点字図書館へ募金を寄贈し、立体コピー機は選定された視覚特別支援学校へ直接寄贈すると説明しています。
街を移動するための支援と、読書・学習のための支援が含まれていることが分かります。「音の出る信号機」という呼びかけを入口にしながら、生活の複数の場面を支える活動として見ると、キャンペーンの目的を捉えやすくなります。
同FAQでは、2025年度の第51回までに設置した音の出る信号機は全国参加局合計で3,558基と案内しています。これはニッポン放送だけの数字でも、これから放送される2026年の二人の成果でもありません。過去からの取り組みを積み上げた実績です。
今回のパーソナリティ就任ニュースと、長く続いてきた活動の実績を分けることは、二人の役割を正確に理解するうえでも役立ちます。新しい顔ぶれが担当する一方で、支援の目的は以前から続いています。
どこで聴ける?参加局とニッポン放送の違い
公式FAQによると、キャンペーンにはニッポン放送を含む全国11局が参加しています。ただし、番組内容やパーソナリティは各局独自です。地元の参加局でミュージックソンを聴くことと、今回発表された二人のニッポン放送版を聴くことは、必ずしも同じではありません。
ニッポン放送の聴き方案内には、ラジオ受信機ではAM1242kHz、ワイドFM対応機ではFM93.0MHz、パソコンやスマートフォンではradikoという方法が示されています。まずは自分の地域でニッポン放送を受信・聴取できるかを確認するとよいでしょう。
radikoの無料の地域内聴取と、地域外の局を聴くエリアフリーは条件が異なります。すべての地域から無条件に無料で同じ番組を聴けるという意味ではありません。また、一般的なタイムフリーの案内があっても、特別番組の全編が同じ条件で配信されると決まったことにはならないため、放送が近づいた時点の番組案内を確認してください。
受信機で聴く場合は周波数、アプリで聴く場合は放送局名と利用地域、あとで聴く場合は配信対象と期限、という順に確認すると迷いにくくなります。出演者名だけで検索するより、ニッポン放送の公式番組ページから辿る方が、別の参加局や過去年度の放送との取り違えを防げます。
まず放送日時を押さえ、次はゲストと時間割の発表へ
佐久間宣行さんと松田好花さんが担当する特別番組は、12月24日正午から翌25日正午まで。二人の普段のラジオ活動を知ると、局が起用理由に挙げたリスナーとの関係を、投稿コーナーやイベントという具体的な場面から理解できます。
これから注目したいのは、公式タイムテーブルでの企画・ゲストの発表です。放送の楽しさと、音の出る信号機などへの支援をどう結びつけるのか。本人コメントに示された方向性が、実際の24時間の番組でどのような形になるかが次の見どころです。
参考資料・確認日
エンタメ探偵団編集部/2026年10月30日確認。本文に公式発表・本人インタビュー・報道へのリンクを掲載。画像はAI生成のオリジナルイラストです。


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